Suikaカードを返却する時の落とし穴

いろいろと便利なICカードですが、ICカードを作る時は、500円のデポジットを支払います。デポジットですから、ICカードを返却する時には戻ってくるお金です。そんな説明を受けて、500円が戻るならばと、数枚作ったものの、使用せずに引き出しの中で眠っているSuikaカードがありました。

Suikaカードを返却すれば、カード内のチャージ残額とデポジットの合計額でランチが食べられると思い、ルンルン気分でみどりの窓口へ返却の手続きをしに行きました。すると、予想もしない落とし穴があったのです。

目次【本記事の内容】

1 suikaカードの返却方法

2 PASMOの返却方法

3 Suikaカードの手数料の考え方

4  Suikaカードの返却時に手数料を取られない方法

5  まとめ

1 suikaカードの返却方法

手続き場所みどりの窓口          
必要書類Suikaカード(記名式のMy Suikaは公的証書(免許証等)も必要
手数料220円

えっ!!手数料がかかるの?と思わず駅員さんに伺うと、残額がある場合はかかりますとのこと。チャージ残額の払い戻し手数料であるらしい。確かに駅員さんに手間をかけさせるから、手数料が必要ということもわからなくはないです。

しかし、Suikaカードの発行時に、支払ったお金はカードを返却する時にお返しますと言われたからカードを返却する時はまるまるお金が返ってくると思っていました。

そのような気持ちでいたので、少額とはいえ手数料を支払うことは正直、面白くありません。ここは、自分の正直な気持ちを大事にし残額を0円にしてから再度、伺うことにしました。

2 PASUMOの返却方法

ちなみにPASMOの返却方法ですが、次の表のとおりです。

手続き場所駅やバスの営業所
PASMO定期券だけは購入した鉄道会社
必要書類PASMOカード(無記名PASMO以外は公的証明書(免許証等)も必要
手数料なし(PASMO定期券だけはあり。金額は鉄道会社により異なる。)

3 Suikaカードの手数料の考え方

Suikaカードのチャージ残額とデポジットは別として考える。
デポジットはSuikaカードに残額があってもなくても500円は必ず戻ります。

チャージ残額については、以下の3通りの考え方になります。

  • チャージ残額が手数料220円より多くある場合は、手数料220円を引いた後 の残額が戻ってくる。
  • チャージ残額が手数料220円よりも少ない場合、例えば50円残っていた場合は50円を手数料として支払う。差額170円は支払わなくてよい。
  • Suikaカードの返却時に手数料を取られない方法

4 Suikaカードの返却時に手数料を取られない方法

手数料の金額を決めるには上記3の3通りの方法がありますが、私はもちろんチャージ金額を0円にして手数料は支払わない方法を選びます。

しかし、Suikaカードのチャージ金額をぴったり0円にするのは難しいなと私は思っていました。売店でSuikaカードを使って購入してもピッタリに使えないと思っていたからです。差額対応なんてできないと思っていました。

でも、差額対応ができるのです。売店でJRでしか販売していない100%リンゴジュースを5本買い、その購入金額はチャージ残額より高いため、差額は現金で支払って、Suikaカードを残額0円にできました。話は脱線しますが、このリンゴジュースは香料などが入っていない純リンゴだけのジュースでとっても美味しいです。時期によって王林やつがるなど使っているリンゴの種類が変わります。1本約160円ぐらいですが、お高くはない品物です。

5 まとめ

 Suikaカードの返却には残額が残っていると残額の金額により手数料1円~220円取られる。

 売店で残高を0円にして手続きすれば、デポジットの500円が返却され、手数料など余分に取られる金額はない。

 手数料は少額ですが、馬鹿にできないです。あと数円あれば買えるのにというような体験をされた方も多いはず。私みたいに不服に思わないように、皆様がスムーズに生活できますように願っています。

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